TBGの基本の再確認

 TBGというゲームを分解してみると次のようになることは納得していただけるでしょう。

0.用具が教えてくれること

1.主役となるシャトルは地上に止まっている

2.シャトルは、一部の例外を除きショットマットの上に乗せてプレーを進める

3.シャトルは、ゲームを通じて一本のクラブを使用してショットされる

4.シャトルは、一般的にはプレーヤーの体の側面方向に向けてショットされる

5.1ホールのゲームは、ティーショットで始まりホールアウトで終わる

6.ホールアウトとは、シャトルをホールに入れることである

7.プレーヤー各人が自らエチケット・マナーを順守して進めるゲームである

 このページでは、TBGの基本について順を追って振り返ってみることで、TBG初心者の方の参考にしていただくとともに、経験者の方にとっては、初心に帰って、TBGを見直す機会にしていただければと思います。数回に分けて掲載する予定です。理屈っぽいことは嫌いだといわずご愛読いただき、TBG愛好者のあなたからご意見をいただけるのを楽しみにしています。                         ( 工事中です )

0.道具が教えてくれること

(基本0-0) ( ♪♪ 用具のね 教えに学ぶ こと豊富 ) 

 TBGで使う用具とは、クラブ、ショットマット、シャトルボールの三種類がTBG競技規則で謳われています。これらの用具のことに思いをはせれば、私達TBG愛好者の実力が一段と向上しそうです。クラブは、誰が使っているものでも同じに見えるかもしれませんが、その仕様は様々で、自分が求めている理想のスウィングが自然にできるかどうかは、スコアメイクに大きく関係しているのです。もっと低い弾道のショットをしたい人が、わざわざクラブをシャットにセットしているのであれば、ライ角が立っている仕様に変えてみる事も考えてみましょう。ラウンドが楽にできるようになるかもしれません。ショットマットは、コース内の凹凸を気にしなくて良いように工夫されています。いつも同じようにスウィングできるのですが、ショットマットがあることにより、ショット時のダフリに気づかないことがありますので気をつけましょう。シャトルボールには、羽根がついていることで、飛距離が制限され、狭いコースでのゲームを可能にしていますが、風の影響を受けやすくTBGのゲームに奥深さを与えてくれています。女子全英オープンで日本人として42年ぶりに見事優勝した渋野日向子プロがもぐもぐと食べていた駄菓子の商品名「タラタラしてんじゃ・・・」ではありませんが、一段駆け上がったプレーを目指し、用具が発する声に今こそ耳を傾けてみませんか。

1. 主役となるシャトルは 地上に止まっている

(基本1- 1) ( ♪♪ 眠ってる シャトルをそっと 起こしましょう )

 シャトルは、地上に置かれたショットマットの上にある。これは、あなたがこれからTBGのプレー(ショット)をしようとするうえで、非常に重要な意味を持っています。

 (1)自分のリズムでショットできる。(2)上体を前屈みにする必要がある。(3)シャトルの重量は30gである。(4)シャトルは真正面方向にショットすることには無理がある。

 「リズム」は、自分で作るものなのでTBGのゲーム自体を難しくしているのです。毎日同じリズムでスウィングすることは、その日の体調によるし、同伴競技者にも、気候等、ショットする環境によって、いとも簡単にバランスを崩してしまいます。だからこそ、自分のリズムを練習によって確たるものにする必要があります。あえて冷たく言い切りますが、誰かの適切な助言を受けるにしても練習によって自分で作っていく以外にありません。すでに愛好者の先輩格の先生になりうる人は大勢います。そういう愛好者達のリズムを参考に取り入れるかどうかは、あなたご自身で決めてくださいね。あなたが見てそのリズムを盗んでも、野球の盗塁と同様、決して罪になることはありません。気兼ねなくして盗みとってください。

 「上体は前屈み」にしなければ、L字型のクラブを使って、地上にあるシャトルをターゲットに向けてショットすることはできません。この前屈みの仕方ですが、背中は若干反り気味にして、腰から前傾姿勢を取り、膝を少し折り曲げるようにしましょう。なぜそうするのでしょうか。それは、体が左右にぶれないように、つまり体幹がぶれないように安定させ、ショットの再現性を高いレベルで保つ必要があるからです。体幹が安定すれば、その場でスウィングを左右に何度も繰り返すことができますよ。この「体の前でクラブを左右に何度も繰り返し素振り」は非常に効果がある練習方法の一つです。

 「シャトルは30グラム」です。止まっているシャトルに命を与えるのがスウィングであり、この30gに必要最小限の力を与えてあげればいいのです。力まかせにショットする必要はありません。ここぞと思う時に限って力が入りがちです。心しましょう。一方、30gを動かす力に負けるようでもいけません。かご入れの際は、スウィングが小さくなって、30gに負けて(シャトルがシャンク気味に右に飛ぶ傾向があります)しまいがちなのはどなたも経験済みのことと思います。籠に近いほどクラブのヘッドスピードを与えることの重要さが叫ばれる所以です。ヘッドを開いたクラブは、シャトルをやさしくターゲットである籠の上方に向けて運んでクルリと回転して籠に入ってくれることでしょう。

 「真正面」にショットできない(例えばシャトルを跨いでショットすることはできない)ことを理解して下さい。シャトルを跨いでのショットはルール違反です。そのため、私達の日常生活にはない動きとして横方向にショットすることになりますので方向が取りづらくなっています。一般的には、ターゲットに対し平行ではなく左を向いてスタンスをとる人が多いと思います。その結果、クラブがカット気味に入る傾向になり力が抜けたような弱々しく、押し出すようなスウィングになったり、右を向いてターゲット方向に引っ張るようなスウィングになりがちです。練習量が多い人なら、どんなスタンスでも問題ないのでしょうが、初心者のような多くの方にとっては、その場しのぎのスウィングを選択してしまうことで、再現性を悪くし、スコアが安定しません。クラブがL字型をしていることを考えてください。真正面に打つことの方が難しいということがお判りでしょう。このL字型は、シャトルに「てこの原理」とともに「慣性」という物理でいう力学をフルに使ってシャープな力を与えてくれるのです。皆さん、力学の集大成のような性能を持ったクラブに感謝してください。(時にはクラブを磨いて感謝の念を表してみましょう)

(基本1- 2) ( ♪♪ 一匹の 蝶がクラブに 止まったよ )

 野球では相手ピッチャーが投げ込んできたボールを打ち返すことでゲームが始まることになるわけで、打ち返すタイミングは自分だけで決められるものではありません。ところがTBGでショットされるシャトルボールは、いつあなたがショットに入ってもいいように、ショットマットの上でじっと眠って待ってくれています。掲題川柳のように、クラブに色鮮やかな蝶が止まれるくらいゆっくりショットに入ることも可能です。でも気を付けてください。アドレス後に時間をかけると、せっかくすばらしいショットのイメージを作ってアドレスにはいったのに、そのイメージが薄らいでいくだけでなく、体が硬くなってしまいがちです。イメージ通りの素晴らしいショットを放つことが望めなくなってしまうのではないでしょうか。一方、ショットのたびにアドレスで時間を使う人に対しては、同伴競技者がどの様な思いであなたを見つめているかを想像してみてください。ぜひあなたには、「あの人ともう一度ラウンドしてみたい」と思っていただけるような、自然なリズムを持ったプレーヤーになっていただけるように願っています。今日も楽しい一日にしたいですね。

(基本1- 3) ( ♪♪ ボール一個 左と右で 高低が )

 筆者は、TBGの大きな楽しみの一つが風にあると思っています。というのは、風が強い日に、その風を「自分の味方につけスコアを作る」ことの楽しみがあるからです。そのためには、ショットごとにターゲットをどこに置くか、シャトルボールの高低をどうするか等を考えることになります。風の向きによりターゲットを決めるには、前後左右のどの方向からの風かを読みます。前後の風については、当然飛距離への増減を考えます。左右の風には、OBラインとの相談でターゲットとなる方向を決めます。あえて飛距離を落とすのも一策ですし、風に乗せるのも一策です。その次に、その選択によりシャトルの弾道の高低を考えます。いつものスウィングを変えて高低の選択をすることもできますが、もっと簡単な高低のつけ方があるのです。それが、冒頭の川柳です。通常のスウィングにおけるシャトルの位置よりも、シャトルを一個分左に置く(右にスタンスをとる)ことにより、放たれたシャトルは通常より高い弾道となります。スウィングを変えると、そのショットはうまくできたとしても、次のショットでミスを生む原因になりかねません。このボールを置く位置での調整は、スウィングを変えるものではありませんので、いつものスウィングをすればいいのですから、ミスを生むリスクは少ないといっていいでしょう。あなたにはもう常識となっているかもしれませんが、初心者の方には一度試してみる価値はあると思いますよ。練習により実感してください。

(基本1- 4) ( ♪♪ プリショット ルーティンワークの 修得を! )

 スウィングはリズムが大事だということは前に話しました。ではどうしたらいつも同じリズムを刻めるのでしょうか。ゴルフの経験者はどこかで耳にしていることでしょう。そうです、自分の「プリショットルーティンワーク」を固めることです。自分のショットの順番が来たとき(あえて言えば、その順番が来る前)からスウィングに入るまでの時間を含めて一連の手順を決めておくことです。この手順を踏むことにより心に余裕が生じ、どの様な場面に直面しても、安定したショットが実現可能になるのです。毎回リズムが変わっていては、せっかく修得した実力を発揮することは望むべくもありません。さあ、今からその「自分独自の手順」を練習により作り上げ、次の本番で自己ベスト更新を目指しましょう。きっと、OBショットも減少し、スロープレーとなることもなくなるでしょう。「プリショットルーチンワーク」は良いこと尽くめです。

2.シャトルは、一部の例外を除きショットマットの上に乗せてプレーを進める

(基本2- 1) ( ♪♪ マット上で シャトルが君を 待っている )

 ショットする際は、原則として、「シャトルボールをショットマットの先端中央部に球部を合わせる」ようにしてください。ショットする方向に羽根を向け、羽根の先端をショットマットの先端に合わせるのです。先端に合わせずに少し下げてセットしてはなりません。特に籠入れのショットの際には、少しの下げ幅が、籠入れに有利に働くことになるからです。念のため、ショットマットの向きは、原則としてセンターラインをターゲットに向けて下さい。このセンターラインは、ターゲットを狙ううえで有効に活用できますので、無駄にしたくないですよね。ここでこっそりとかご入れ時のヒントをお話ししますと、籠入れ時のセンターラインは籠のセンターに向けないことでアドバンテージホールへの籠入れのチャンスを広げることができますよ。(「友愛通信(川柳等)」のページに記載した「2019- 20」及び「2019- 21」をご覧ください。)ここまでの話とは異なり、バンカー内に限ってはショットマットを使用できないルールがあるのでご注意ください。バンカー内からのショットは、ショットマットを敷かずにシャトルの向きのみを変えてショットするように規定されています。

(基本2- 2) ( ♪♪ マット下の 凹凸も時には 気を遣お! )

 コースは、自然を生かして作られていますので、当然平らなところばかりではなく、前上がりや前下がりばかりでなく、地面には微妙に凹凸があります。前上がりの場合は、クラブが描く軌道が原因でシャトルは左に飛び出す傾向にあります。また、ゴルフのプレー同様、このコース内の凹凸がプレーヤーを悩ませます。しかし、安心してください。TBGではショットマットの使用が許されているのです。したがって、「少しの」凹凸であれば、ショットへの影響が軽減されるのです。この「少しの」が時に悪さをするのです。OBラインのロープが絡むショットも同様ですが、予想以上に大きな凹凸があると、ショットマットの下の微妙な空間が、ショットの際にクラブの軌道を変えてしまい、トップやダフリを生じさせます。ダルマ落としになることもあります。ショットマットの下の凹凸にも少しは気を使いましょう。あなたのスコアメイクの大きな力になりますよ。

3.シャトルは、ゲームを通じて一本のクラブを使用してショットされる

(基本3- 1) ( ♪♪ ウェッジのみ 使用が可能な ゲームです )

 ゴルフでは、14本のクラブの使用が認められています。この14本は、フルショット時の距離が段階的に設定されていることで、ラウンドが楽になってきます。ところが、TBGでは1本のクラブしか使えません。この1本のみということに、TBGがどんなゲームであるかが集約されているといってもいいでしょう。それは、フルショットもコントロールショットも、さらに籠入れまでもを一本のクラブで行ってくださいと要求されているのです。その要求に応えるためには、日ごろの練習で、いかにコートロールショットの精度を上げる必要があるのです。ホームコースのレイアウトを思い出してください。池、バンカーなどのトラップが設定されています。そのため、コース管理者から随所でコントロールショットしてくださいと言われているのではありませんか。草です、ターゲットを定めてそこにショットする必要がある、それがTBGというゲームなのです。そのコントローショットに悩んでいてはスコアは作れませんよ。スコアが伸び悩んでいる実力者といわれるあなたにとっては、その原因は意外とこのせいかもしれません。但し、すぐにクラブを替える事をお勧めしているのではありません。小生の周りでクラブ替えをされた方のスコアが、今までのままだったこともありますから。(♪♪ クラブ替え それでもスコア もとのまま)今のクラブでコントロールショットを自分のものにすべくこれから練習場に向かいましょう。できれば、とかく一人でラウンドしがちな小生とラウンドしていただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

(基本3- 2) ( ♪♪ 一本の クラブの性能 理解せよ )

 クラブは、グリップ、シャフトそしてヘッドに分けることが出来ます。グリップについては、ゴム製が多いですが、金属のコードが織り込まれたものがあり、太さも様々で重さに影響します。そのため、細かい話ですが、クラブ全体のバランスに影響します。シャフトは、トルク、キックポイント、素材、長さ、太さ、硬さで選択肢が広がります。素材には、一般的に重いとされるスチールと軽いカーボンがあります。あなたの身長により長さを、また手の大きさにより太さを、さらに力の有無、スウィングイメージ等より硬さを選択します。ヘッドについては、その形状により重さ、ネックの形状、ライ角、バンスの大きさ等がポイントです。これらのクラブの性能については組合せ次第で自分が思い描くスウィングイメージ通りの弾道・距離などを自然のスウィングをすれば実現できるでしょう。使えるクラブは一本のみですから、スウィングのたびにクラブの開閉などの工夫を加えるのではなく、自然にスウィングすれば再現性の高い理想的なショット得られるクラブの性能についても考えてみる時間を作ってみましょう。専門的になってしまいましたが、同じ仲間のクラブを借りてみることで、理論的なことを考えるまでもなく、その違いを実感できるのではないでしょうか。小生のクラブでしたら、シャンクレスのクラブの持ち合わせはありませんが、いつでもお貸ししますよ。

(基本3- 3) ( ♪♪ ショットには コントロールが 必要に )

 友愛通信(川柳等)2019-39にも関連したページがありますが、TBGで使えるのは一本のクラブのみです。したがって、ラウンド全体を見渡しても、フルショットできるケースの方が少ないと心すべきです。コース内には、バンカー、池、S字カーブはもとよりアプローチショットまで、ほとんどがコントロールショットとなります。スコアを作るには、いかにコントロールショットを操れるかがポイントです。練習によりショットの基準作りを行いましょう。例えば、10m、15mを確実にターゲットに運べる自分のスウィング基準を作るのです。他の距離については、クラブを立てて持つ、短く持つ、あるいはシャトルをわずかに左右にずらす等の工夫を加える事によるコントロールをしましょう。周りでプレーされている先達がどのようにしているか参考にしましょう。その方に声をかけてコツを教えていただくのもお勧めです。きっと、あなたのことが可愛らしくなって、優しく教えていただけますよ。

4.シャトルは、一般的にはプレーヤーの体の側面方向に向けてショットされる

(基本4- 1) ( ♪♪ ゲームでは シャトルは真横に 飛ばすもの )

 日常生活では、シャトルを体と平行となる方向に飛ばすという動きはあまりないと思います。この点、ゴルフ同様TBGのスウィングにはなれるまでに若干の時間が必要になると思います。初心者の方は、真横にあるターゲットに向けてのスウィンに早く慣れていくことを目指してください。最初は、左に向けてスタンスしがちになりますが、アドレスではターゲットに向けて平行にスタンスを取ることが基本です。これができれば、クラブの性能が100%生かされた弾道を得ることが出来ます。斜めに立つと、スウィング時に手などで調整する等の余分な動きが必要になります。

(基本4- 2) ( ♪♪ アドレスは 両肩をターゲットと 平行に )

 ターゲットに平行にアドレスすることは容易ではありません。プロゴルファーでも、ショットが乱れてくると、第一に考えるのはこのアドレスがターゲットに平行になっているかをチェックするくらいです。お助け棒を使ったり、キャディさんに後方から見てもらうなどしています。ラウンド数が少ない私達も常にチェックしたいですね。間違った方向にアドレスしていると、ナイスショットしたときはターゲットにシャトルを運べず、OBになってしまいます。ターゲットに平行にアドレスをしてください。両肩、腰、脚の3点をターゲット方向と平行にするのが原則ですが、使用するクラブがゴルフのウェッジということから、腰と脚を若干左向きにしても大きな問題はありませんが、両肩は開かないようにしてください。肩が開いていないことにより、シャトルはターゲットに向けてナイスショットすることが出来ます。

(基本4- 3) ( ♪♪ 状況に よってはカットに ショットする )

 ショットは、フルショットだけではありません。ショットマット1枚分以下の短い距離からの籠入れ、あるいは、強風の場合などでは、籠の中心をわざわざ外してのショットも有効となることに留意してください。あとで述べますが、ショットマット1枚分以下の籠入れについては、友愛通信(川柳等)の(2019-20)および(2019-21)を参考にしてください。強風によるショットについては、羽根がついたシャトルの性質から風の強さを判断基準にショットのターゲットを風上に向けることになります。その際、風が追い風か向かい風かにより、飛距離が伸び縮みしますのでその計算も忘れないようにしましょう。もう一つ、クラブの芯を外したトゥ側でショットすると、ショットの勢いを抑えることが出来ます。この技術は、短い距離からのショットで、シャトルの重さに負けないだけの大きなスウィングが必要な時に大いに役立つことでしょう。

5.1ホールのゲームは、ティーショットで始まりホールアウトで終わる

(基本5- 1) ( ♪♪ ティショット 必ず位置の 確認を )

 TBGでは、ティショットの位置が男女別年齢別に指定されています。あなたが白、青、赤などのどのマーク(例えばボール)からショットすることに規定されているのかを間違えないようにしてください。競技規則等でその日一日使用すべきティ位置が決められています。例えば青マークからショットすべき人が、このホールは白マークの方が自分に合ったショットができるからといって白マークからショットすることはできません。ペナルティをかけられないようにしましょう。

(基本5- 2) ( ♪♪ ティショット 左右の立ち位置 考えて )

 ティショットの位置は、左右に幅がもたれています。右からショットするか、左からショットするかの選択はあなたが決めることが出来ます。同伴競技者が右からショットするからといって、あなたもそこからショットする義務はありません。例えば右から風が吹いているときは、右側にアドレスを取ってOB側にショットしていくか、左側にアドレスを取って風にぶつけるようにしてショットしていくかなどの選択をしましょう。自然条件に加えてあなたの持ち球を考えてください。

(基本5- 3) ( ♪♪ 立ち位置は 籠から逆算 忘れずに )

 風にぶつけるようにショットすると、飛距離が落ちることに注意しましょう。また、シャトルの落ち際には、特に風の影響を受けやすくなりますよ。また、真正面からの向かい風では、いったんシャトルが曲がりだすとその曲がり方は半端ではありませんので留意しましょう。アドレスで、ボール1個分でも右足の方にセットすることは、ショットの高さを抑えることにつながり、風の影響を受けないで済む強力な武器になります。全体のホール距離や、そのトラップの位置、風の強弱など、そのホール全体のことを頭に入れ、時にはボギーで上がる選択もしてみましょう。向かい風の場合でも、1打目をあえて抑え、2打目で風に乗せるようにチャレンジする方法もあります。日ごろから自分はどんなゲームをしたいか考えておくのも一法です。

6. ホールアウトとは、シャトルをホールに入れることである

(基本6- 1) ( ♪♪ ホールとは アドヴァンテージと セカンドだ )

 ゴルフのホールアウトといえば、108ミリに設定されたホールカップにボールを入れることですが、TBGでは、原則として、アドヴァンテージホールあるいはセカンドホールにクラブを使ってシャトルボールをINさせることが、ホールアウトしたことになります。各ホールの説明は、他のページの「TBGとは?」あるいは友愛通信(川柳等)の(2019-04)をご覧ください。アドヴァンテージホールは地上から50cmの高さにありますので、ホールアウトのためには最後にシャトルボールをある程度の高さでショットしなければなりません。ここにTBGの面白さがあるのですが、アドヴァンテージホールにシャトルを入れるのが困難となった場合には、地上にある直径86cmのフープ内に入れることになります(ショットした打数に1打プラス)。

(基本6- 2) ( ♪♪ ホールアウト 原則クラブで ショットして )

 ゴルフのストロークプレーにおいては、「OKパット」なるルールを適用し、ワングリップ程度に寄せたパットについては、クラブで打つまでもなく「1打でホールインしたものとみなす」扱いをしていることが多いと思います。我がTBGではどうかというと、コースにより呼び名(「泣き」等)が色々ありそうですが、セカンドホールへのショットを省略(1打プラス)することがあります。これは、正式な扱いではありませんので正式な大会に参加したときは注意が必要です。大会の時は、便宜扱いはできませんので最後までショットしてホールアウトするようにしましょう。その際は、気を付けてショットしないと、ショートしたり、オーバーしてしまうことがままあります。その一打で優勝を逃すことになるかもませんよ。

(基本6- 3) ( ♪♪ 籠入れは 時には斜めに 狙います )

 友愛通信(川柳等)の(2019-20)および(2019-21)で、マット1枚分以下の籠入れについて図を使って説明しています。籠の中心に向かって籠入れをすると、50cmの高さにシャトルを打ち上げることが難しくなってきます。微妙な距離ですから、スウィングに当たっては体の動きを極力抑え、スウィングは縮こまることなく大きく使って、クラブを入れる場所、クラブの開き方などがポイントです。半マットくらいになれば、籠の中心を狙わず、斜めにショットすることも考えてみましょう。シャトルと籠の上部のステンレス枠との距離をほんのわずかですが得られるようになります。しかし、欠点として籠の大きさ110cmをフルに使えないことになります。参考までに、どこかで記載していますが、風の向きによってショットの方向を変えてみるのも有効です。

7.プレーヤー各人が自らエチケット・マナーを順守して進めるゲームである

(基本7- 1) ( ♪♪ ラウンドは セルフジャッジで 進めます )

 TBGは、一般に4人でラウンドするようになります。そこには普通競技委員が同伴していません。したがって、ルールの適用に疑義が生じたときは、セルフジャッジにより同伴競技者の同意を得ながらラウンドを進めることになります。競技規則に規定されている通りです。しかし、この同意が得られないケースがあります。プライベートであれば、あまり厳密にせずとも、生涯スポーツとして楽しんでもいいと思いますが、大会ともなればそうはいきません。近くに競技委員(川口市TBG協会では、「競技専門委員会」に所属する者のネームプレートにその表示をしています)がいればその人に確認しましょう。その確認ができない時は、他のシャトルを平行して使用するなどの臨時処置をし、スコアを提出する際に本部席にその旨申し出て判定してもらいましょう。一部には、初心者ゆえに自分の判断の方が正しいことを主張しずらいこともあると聞いています。その場での解決が望ましいのですが、臨機応変に対応してください。できれば、疑義が生じるようなルールは協会レベルで改善しておきたいところですね。

(基本7- 2) ( ♪♪ ゲームでは 周りの人にも 気を遣う )

 TBGというゲームは、その特徴の一つに「狭い場所でもゲームができる」ことにが挙げられています。そのため、すぐ隣のコースでもゲームをしています。自分の組の事だけしか眼中にないと、シャトルが飛んできて思わぬけがをすることがあります。逆に自分がショットしたシャトルが隣の人を直撃することもあります。プレー中の人はもちろん、同伴競技者のプレー中においても、周りに気を遣っていきましょう。いくら保険をかけているといっても、けがをして痛い思いをするのはあなたです。自分の組だけでなく、隣のホールでプレーしている方にも注目しましょう。他のプレーヤーのショットを見ていると勉強になることが沢山あるので、決して損はしませんよ。特に、同伴競技者全員がショットを終わるまで原則として前に出てはいけないというルールがありますのでこの点もご留意ください。

8.ゲームは、その名の通り、常にターゲットを設けて進めましょう。

(基本8- 1) ( ♪♪ ショットには 常にターゲットを 設けてね )

 TBGというゲームは、コースに設けられたOBライン、池、バンカーその他のトラップに加え、その日の自然条件(特に風の強弱・方向)を考えて、フェアウェイのどこにシャトルを運んでいくのがスコア作りに有効かを考えて進めることが求められています。スコア作りには、むやみやたらに飛距離を求めたり、追い風だからといって風に乗せようとしたりするのは愚の骨頂です。日ごろの練習により、自分の飛距離(フルショットとコントロールショットごとに)とラウンドするコースのレイアウトを把握して、どこにターゲットを定めてショットするかを決めたうえでゲームを進めることが求められます。