友愛通信(2025)

 

2025ー07 ( ♪♪ 二と八が あらゆることを 支配する )

 経済活動には、毎年2月と8月に低調となるといわれます。また、2割の優良顧客がその企業の8割の売り上げを上げているという「パレートの法則」なるものまであります。そのほかにも「2と8」はいろいろな場面のキーワードになっています。人生の様々な場面にも当てはまるケースがごろごろしているようで、私達のゴルフ・TBGでも騒がれている?ものに「二対八の罠」というものがあるのです。私達がコースに出たとき、シャトルが着地しやすい場所に限りフェアウェーが極端にカットされていたり、バンカーや池などのいわゆるハザード等が設けられており、ショットしたシャトルが必ずといっていいほど吸い込まれてしまう「罠」になっているというわけです。これらのハザードですが、コース全体に張り巡らされているように感じ、コース攻略法などそっちのけで、そのハザードを避ける方法ばかり考えてしまう罠にはまってしまうのです。でも安心してください。実はこの罠はコース全体の2割程度でしかないというのです。私達のコースのことを思い出してみればわかるように、どんな手強いハザードが配置されていようと、ハザードに当たらないフェアウェーは8割になるように設計されているのです。もうお分かりのように、これからは8割を占めるフェアウェーに注目し、身体的にもユッタリとプレーできるように前向きなゲームプランを組み立てていきましょう。それが出来るか否かがゲームを楽し無ための分かれ道になるのです。

2025ー06 ( ♪♪ その場面 プラス思考で 読み直し )

 籠周りに来た時、あなたは次の籠入れショットに向かってどんなことを考えてきたのでしょうか。筆者の周りにも「籠からの距離だけで判断する」というスコア作りの観点から見るともったいないという考えをされるかたが多いように感じて「ハナから籠入れは無理だ」と諦めてしまっているようです。そのような場面に出合うたびに筆者は、面白がっているのではなく挑戦する気持ちを鼓舞しています。そこには「挑戦する気持ちを邪魔する感情がある」のではないかと感じています。そのたびに筆者がお勧めしたいのは「ライなどのシャトルが置かれている場面を好奇心を持って見直してみましょう」ということです。その好奇心をくすぐる点はいくつかあります。それは、籠に向けて左足上がりのライであれば「シャトルが高く舞い上がってくれる」条件を満たしています。芝がフカフカであれば僅かであるとはいえ「籠入れまでの高さがいつもより軽減されている」ことになります。インパクト時のスピードをつけるようにすれば「フェースにつけれらた角度がシャトルをより真上に」運びあげてくれます。後は、アドレスを取るまでの準備段階までの判断を信じて、気負うことなくゆったりしたスウィングを心掛けるだけで最善の結果を享受できるのだという考え方に切り替えてみましょう。   

2025ー05 ( ♪♪ 新しい スタイル求め 快適に )

 今のプレースタイルに飽き足らなさを感じている人はいませんか?そんな人に最適なのが、「脳にポジティブで新しい思考とイメージを植え付ける」という「アファメーション」というテクニックを使ってみることです。状況が好転するのを期待するのではなく、自身が湧いてきて積極的に取り組むことが出来るようになります。失うものは何もなく得ることのみですので、次の7つのポイントを試してみましょう。①「私はという言葉で始めます」この言葉は、脳に指令を出す働きがあり、『これからはラウンドのOBを毎回2つ以内に抑えるようになります』というように行動を促します。②「現在形で表現します」目標がすでに達成されて楽しんでいるかのように『今アンダーパーでラウンドしています』というように表現しましょう。③「肯定文で表現します」潜在意識は否定する表現では認識できませんので『今日は風に強いショットをします』というよう肯定的な表現をしましょう。④「簡潔に表現します」あなたの目標をCMに使われているような『ゆったりスウィングします』というような簡潔な表現を使いましょう。⑤「具体的に表現します」結果を求めるなら『パー72でラウンドする』というような正確な表現を使いましょう。⑥「行動的に表現します」自分が行動を起こしている『心が穏やかにプレーしています』というようにイメージを思い描くようにしましょう。⑦「ポジティブな感情表現を入れるようにします」目標達成にプロセスを楽しむように『同伴競技者も今も自分を褒めてくれている』というように表現することが重要です。以上、①から⑦のアファメーションというテクニックを駆使して、あなたの大きな潜在能力を掘り起こましょう。   

2025ー04 ( ♪♪ 籠周り そこに広がる 別世界 )

 TBGではナイスショットをつないで籠周りまで来てから大たたきすることがあります。ショットと籠入れはTBGにおける別ゲームといってもいいでしょう。私達はその籠周りでは、シャトルがどんなところに寄っているか注目すべき点が多々あります。わずか28gとはいえ、地上50cmの高さを超えるショットをしなければなりません。これまでのあなたの練習により取得した籠入れできる条件を考え、「①セカンドホールからの距離②ライの状況(傾斜、芝の生え具合等)③アドバンテージホールの傾斜④風(強さ、風向き等)」等を一瞬のうちに判断し、籠入れショットのスウィング方法を決定することになります。しかし、あなたが置かれている状況を無視することはできません。籠までのショットでは、同伴競技者は後ろ側からあなたを見ていましたが、今は籠を囲むようにして注目していて、このプレッシャーは、これまでのゆったりしたショットのリズムの狂いのもとになることは火を見るよりも明らかです。ましてや、最初の籠入れをミスした後のショット時は自分にプレッシャーを与えてしまうことでしょう。ミスをしないためには、他の頁で詳細に説明している上記①から④の状況下での再現性の高さが求められるのです。考えてみれば、各ホールでは普通2から4打のショットをするものですが、最後のホールアウト時の籠入れのショットの回数より少ないのです。こうなれば、籠入れの練習はこれまでより増やさねばならないことがご理解いただけるでしょう。  

2025ー03 ( ♪♪ ポイントは 無駄な仕事を しないこと )     「仕事ができるサラリーマンはサボり上手」といわれるようです。さてあなたはどうでしたか?筆者の干支は猪突猛進の「亥年」ということもあり、さぼり上手ではありませんでした。現役にはなかなか手にできなかった趣味としてスポーツや楽器演奏に挑戦したという方も多いと思います。そのスポーツや楽器を演奏しようとするときですが、主に手指を使うことになりますが、その際サボり方を知らないと体に変調をきたした方もおられるのではないでしょうか。テニス肘やゴルフ肘に代表される上顆炎や腱鞘炎、ピアニストやPCを使う人で指に痛みやしびれが生じる手根幹症候群、ピアノを弾こうとすると意図せずに動かそうとしない指が動いてしまい速く思うように手指を動かせなくなるというフォーカル・ジストニアという耳慣れない病気もあります。間違った箇所で力を入れたり、必要以上に力が入ることが主な原因として挙げられるようです。今私達が楽しんでいるTBGにもこの不必要な力の入れ方をしてしまっている方が多いように見受けます。クラブが動きたいようにスウィングするだけでナイスショットが出るにもかかわらず、腕を使って間違ったコントロールをしようとしていることがなんと多いことか。もっとクラブの性能を信じて、それこそスウィングに「サボり」を入れてみてはいかがでしょうか。「必要なことだけに限定し余分な力を使わない」これが筆者の今年の課題になりそうです。

2025ー02 ( ♪♪ あなたには こんな運動 いかがです? ) 

 TBGをゲームとして楽しむと同時に「健康的に過ごしたい」と願う愛好者や高齢者には、健康維持・向上に向けてこんな運動をプラスしてみてはいかがでしょうか。まず持久性運動です。心拍数や呼吸の増大に向け、分割してもいいのですがTBGのラウンドや歩行を毎日30分以上行いますが、向上してきたら徐々に強度を高くしていくように時間等を増やしていきます。次に筋力づくり運動です。上腕、下腿、手首足首等の筋肉群別に、同じ筋肉群を連続して行うことなく2回以上鍛えるのですが、軽度から重度へと強度や反復回数を上げていきます。TBGでは、ハーフから1ラウンド、1.5ラウンドへと長い期間をかけてで増やしていきます。その際力を入れているときには呼吸を止めないように、また筋肉が強い痛みを感じない程度にします。主に下半身になりますがバランス運動では、片手で椅子などに摑まって行うことから指1本だけで摑まるようにして片足たちし手足を前後左右に振るようにします。いつでもどこでもそして慣れてくれば、摑まらずに行うようにします。クラブスウィングをクウォーターからハーフ、スリークウォーター、フルショットへと大きさを変えていきます。その際、左右いずれかの片足を地面から離してみることでバランスの向上が望めます。くれぐれも転倒防止のために両足を離さないようにしてください。最後に柔軟性運動・ストレッチです。これのみでは持久力や筋力は向上しませんが、持久性運動や筋力運動に続いて体が温かいうちに行います。筋肉を伸ばした位置で10から30秒間静止するようにするのですが、ゆっくりと痛みを感じないようにします。その際急激に曲げたり伸ばしたりはしないようにします。ここでご注意いただきたいのですが、体調を崩すことがあると思いますが、回復した後の運動は、それぞれの運動の強度は体調を崩す前よりも少しペースを落とすようにしましょう。久しぶりのラウンドだからと、いきなり休みなしに1ラウンドするのは考えものです。決して無理をしないようにしましょう。

2025ー01 ( ♪♪ 回転時 軸との距離を 保つこと ) 

 インパクト時に生じるダフリやトップのミスは、回転軸をベースに考えることにより解消します。そのポイントは、シャトルと回転軸との距離を意識しやすい部位が「頭のてっぺん、額、目、鼻、あご、のど、鳩尾、腰」など、何処がつかみやすいかを練習により見つけ出すことがスタートです。ダフリは、アドレス時よりもその距離が短くなること、また軸が右にズレたり、クラブのリリースが早くなったりして最下点が手前になること、手の力でクラブを振り下ろしたりしても生じることがあります。トップは、ヘッドがシャトルに届いていないことにより生じるもので、ヘッドが適正よりも早いタイミングで下に向かったために前傾角度が緩み上半身が浮き上がてしまったり、その反動として上半身が浮き上がったり、クラブと腕の角度が伸びたためにつじつまを合わせようとして上半身が浮いても起こります。シャンクは、身体とシャトルとの距離が近づいてしまうことが原因でフェースが開いてインパクトを迎えてしまったり、右足の使い方が悪いことが原因で右ひざや右腰が前に出て上半身が伸びあがったり右肩が突っ込んで手が体から離れたりして起こります。テンプラは、急角度でクラブを振り下ろすことでシャトルの下にヘッドが潜り込んでインパクトを迎えた時に生じます。以上のようにこれらの諸ミスの根源は、アドレス時には必ず前傾姿勢を取りますが、その体がインパクトに向けて前後・左右・上下に動いてしま意回転軸に狂いが生じることにあるようです。あなたが安定した再現性の高いスウィングをするのにどこにポイントを置くか、練習により掴んでください。